少し前に、オービス(自動取締装置)があるはずのないトンネル内を走行していました。
すると、突然、赤色のフラッシュが見え、車内で警告音がなりました。
トンネル内ということで油断し、ややスピードが出ていたような気がするし、スピード違反をやらかしたのか?と冷や汗をかきました。
でもオービスって場所が決まっているはずだし、何かの間違いかなと思いながらも、ネットで調べてみたらこれまで知らなかった真実が。
全国では、移動式オービスという神出鬼没の取締機が続々と導入されているのだそうです!
しかも、トンネル内にも移動式が導入されているとの記事が・・・。
完全にこれに引っかかったと思いました。
結果的には、その事件から2ヶ月ほど経って何も連絡がないため、おそらくスピード違反があったわけではないのですが、同じような嫌な思いをしないためにも、現在続々と出現している移動式オービスについてまとめます。
移動式(可搬式)オービスは2020年に全国で導入
移動式オービスは、正式には「可搬式速度違反自動取締装置」や「半可搬式速度違反自動取締装置」と呼ばれます。
生活圏内での速度違反の取締を目的に、続々と導入されています。
すでに全国の多くの地域で導入されていますが、2020年には全国で導入される予定とのこと。
移動式オービスのイメージはこちら(出典:MoTAより)
15キロ未満の速度超過でも捕まる
この記事によると、移動式オービスによる効果もあって、2019年の15キロ未満の速度超過の件数が約8倍に増えています。
移動式オービスの特徴とは、どのようなものでしょうか。
名前の通り移動可能な神出鬼没性
まず、移動式オービスの特徴として、少人数で手軽に設置できることです。
このため、日によって簡単に取締場所を移動することができます。
従来のレーダー探知機では認識できない
また、オービスの場合は、レーザー探知機を車内に設置することで事前に発見することが出来ますが、光の種類が違うようで、これまでの探知機では認識できないそうです。
移動式に対応するレーダー探知機に買い換える必要がありそうです。
警告看板無しで設置の可能性
これまでのオービスの場合は、必ず間もなく取締機があることを知らせる看板が設置されていました。
これによって、ドライバーは「気をつけなきゃ」と思って、スピードを緩めていたでしょう。
移動式の場合は、警告なしで取り締まる可能性があります。
愛知県警は予告無しで行うと公言しているそう。
生活圏内での取締以外も
目的としては、生活圏内での安全確保がありましたが、全国的には目的に変化があるそうです。
自動車専用道路、深夜のバイパス、高速道路のトンネル内での取締でも使われています。
本当に油断できなくなってきたようです。
山形県でも2020年から導入
この移動式オービスですが、山形県ではこれまで導入してきていませんでした。
東北5県ではすでに導入済みにも関わらず。
しかし、とうとう山形県でも導入。
具体的な導入方法などは探し出すことが出来ませんでしたが、2020年度から導入が決まっています。
→2021年3月から開始されます。
移動式オービスを動画で紹介
ユーチューブに動画がありましたので、参考にどうぞ。
移動式オービスへの対応策
元も子もないですが、これはもう日頃から速度を遵守することを心がけるのが一番です。
どこにあるのかもわからないので、大丈夫だろうと思うことはやめたほうがよさそう。
僕も結果的に大丈夫っぽいですが、今回を機にスピードは出さないよう心に誓いました。
レーダー探知機を購入する
この心がけ以外には、最新版のレーダー探知機を買う方法があります。
最新版は移動式の光に対応しているそうですので、対策として購入するのはありですね。
というより移動式になったからこそ、買って安心を得るのが必要になったかもしれません。
僕も買うことを検討中です。
とはいっても、レーザー探知機は高いので代替策としてアプリを使用してみました。
問題はあるにしても、それなりに使えました。
どこで検知しているかは事前告知の予定
今のところの情報ですが、移動式オービスを実施する際には、事前に情報が流れるようです。
「やまがた110ネットワーク」で取締場所と時間を告知するそうです。
ひとまずは、これに登録して危険を防いでおくと安心そうですね。
運用半年で赤切符は41件
2021年3月に山形県で導入されてから、これまで169件の摘発を行ったそうです。
うち、41件は30キロ以上オーバーで一発免停に。
狭い通学路などにも設置されているようです。
まとめ:移動式オービスがあることを知ろう
変な事件をきっかけにオービスについて調べたことで、移動式オービスの恐怖を知りました。
この記事をまとめます。
くれぐれも速度超過には気をつけましょう。
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