「ベター・コール・ソウル」をシーズン5まで観た感想やあらすじ【Netflix】

観て良かったもの

Netflixで観られる海外ドラマ「ベターコールソウル」をシーズン5(最新作)まで観ましたので、それのあらすじや感想などをまとめます。

この作品は、TVドラマ史上最高の出来とも言われる「ブレイキング・バッド」のスピンオフシリーズです。
(「ブレイキング・バッド」の感想などはこちらでまとめています。)

主役は「ブレイキング・バッド」でおちゃらけた悪徳弁護士として登場していたソウル・グッドマンをフィーチャーしています。

貧乏でさえない弁護士がどのようにして裏業界に強い悪徳弁護士へとなっていったのかのドラマが描かれています。

スピンオフシリーズですが、「ブレイキング・バッド」を観たことがない人も十分楽しめる内容です。

ブレイキング・バッドは比較的暗くて重い内容でしたが、ベターコールソウルはよりコメディ感があり明るさが増しているドラマです。

「ベターコールソウル」のおすすめポイント

  • 「ブレイキング・バッド」に出ていた多くのキャラ(ソウル、マイク、ガス、ヘクターなど)の前日譚が描かれる
  • ブレイキング・バッド」に出ていない新キャラが魅力的
    (ソウルの妻になるキム、ソウルの兄のチャック、トゥコの手下のナチョ、新たな敵ラロなど)
  • ソウルの弁護士としての苦労と、それを乗り越えるストーリーが楽しい
  • ソウルが悪知恵を活かして、いろんな人々をカモにしていく場面が滑稽
  • 「ブレイキング・バッド」と同様の映像美、洗練されて惹きつけられる細かい設定が豊富
だび
だび

ベターコールソウルの象徴を3つ挙げるならば「歯磨き」、「ミキサージュース」、「スズキのカルタスエスティーム」です。

観た人なら何のことかわかるはずです。

海外ドラマ「ベターコールソウル」のあらすじは?

このドラマは「ブレイキング・バッド」の6年前の設定です。

ソウル・グッドマンが本名である「ジミー・マッギル」として弁護士を始めた時点の物語です。

話としては、ソウルや兄のチャック、恋人のキムを中心とした弁護士に絡むストーリー。

同じくブレイキング・バッドでの人気キャラだった「マイク」に絡んだストーリー。

今回新キャラとして登場している「ナチョ」というトゥコの手下がガスやヘクターなど麻薬業界の中で翻弄されるストーリー。

この3つの主なストーリーが混ざり合って進みます。

弁護士ジミーのストーリー

ソウル・グッドマンの本名ジミーは、貧乏でさえない弁護士でした。

スズキのボロ車に乗って、お金にならない公的な弁護で家計をやり繰りしています。

一方、兄のチャックは超秀才の弁護士。
素晴らしい頭脳を武器に数々の難題を解決してきました。

しかし、その兄はふとした出来事から電磁波アレルギーによって、外に一歩も出ることが出来ず普通の生活が送れなくなります。

ジミーはその兄の世話を毎日しながら、苦しい生活を送っています。

良好に見える兄弟関係ですが、2人の関係は壮絶な敵対関係になっていきます。
その対決の様は、痛快さもありますが、悲しさもあります。

そんなジミーを常に支え応援しているのが、親友であり恋人のキム。

ジミーの軽い行動に呆れることもありますが、一緒に悪事にノッたり、普通の人とは違うことを体験させてくれるジミーといることが楽しくて仕方ない感じ。
なんでここまで一緒にいるんだろうと見ていて思ってしまうほど。

ジミーが悪徳弁護士「ソウル・グッドマン」にいかにしてなっていくのかそのドロドロな展開を軽快に描きます。

失意のマイクのストーリー

「ブレイキング・バッド」でもかなりの人気キャラだったマイクもかなりフィーチャーされています。

マイクのストーリーは、子供が殺害されて失意のどん底にいるマイクが、裏社会、特にガスの手下としてなぜ働くことになったのかを描きます。

常に冷静で淡々と仕事をこなすマイクですが、ベターコールソウルでは、それとは違う一面を見せることがあります。

新キャラ「ナチョ」のストーリー

そもそもはトゥコの手下として麻薬業界に関わっていたナチョ。

ヘクターの手下、またある出来事からはガスの手下になります。

ナチョの父は堅実に仕事をしているいい人ですが、その父をダシに脅され始めることによって、麻薬組織からの脱出を夢見るようになります。

しかし、ガスも容赦なくナチョを使い、ヘクターの親族「ラロ」にはスパイとして送り込みます。

ナチョの苦悩もベターコールソウルの面白いストーリーです。

ベターコールソウルの評価は?シーズン6で完結

ベターコールソウルはスピンオフシリーズですが、評価は非常に高いです。

現在、スピンオフシリーズとしては異例のシーズン5までNetflixで放送されています。

すでにシーズン6で完結することが発表されています。(放送は2021年の予定)

ベターコールソウルをシーズン5まで観た感想(ネタバレあり)

観ていると、貧乏でから回っているジミーを応援したくなってきます。

兄のチャックが嫌な奴で、ジミーが献身的な世話をしていますが、チャックとしては適当に生きてきたジミーが弁護士という法を守る神聖な仕事をしていることがとにかく気に食わないんですよね。

ジミーが不憫でならないという思いで、両者の対決が終わったあとにはスカッとしましたが、その後のチャックの経過は予想外でした。

ジミーとチャックとの話もなかなか面白かったのですが、個人的にはシーズン4以降のソウル・グッドマンに改名してからがいっそうワクワクして観ていましたね。

キムとの強固な?微妙な?よくわからない関係性でしたり、ガスとラロのバトルの中でのナチョやマイクの動き、そして振り回されるソウルと楽しいことが満載でした。

正直、シーズン5で終わると勘違いしてみていたので、中途半端な終わりに驚きましたが、ちゃんとシーズン6があるんですね。

暗黒面に染まりつつあるキムとの関係性、ラロとの対決がどうなるのか目が離せません。

本当に待ち遠しいなあ。

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