ランニングを始めて4ヶ月程になります。
1キロ5分くらいのペースで6,7キロ走るのが、今の限界です。
ふと1キロ5分くらいのペースって、どんなレベルなんだろうと思ってネットで調べてみました。
十分速いという意見がある一方で、
「ジョギング程度」という意見も。
自分の中では、ランニングを4ヶ月やってきたつもりだったのですが、今まではジョギングだった!?とショッキングでした。
というか、そもそもランニングとジョギングの違いって何なんだろ?と疑問に思いました。
なんとなくのイメージは、こんな感じ。
- 一生懸命走る=ランニング(ランナー)
- 軽く走る=ジョギング(ジョガー)
自分がやっていることがランニングなのかジョギングなのかはっきりさせたいので、いろいろと調べてみました。
いくつかの俗説
参考サイト:What’s the Difference Between Running and Jogging?
The Difference Between Running and Jogging
スピードの違い
1マイルあたり10分未満のペースは一般的にジョギングとみなされ、1マイルあたり10分以上のペースは一般的にランとみなされます。
マイルをキロに直して、1キロベースで計算すると、
ただし、これはサイトによってバラツキがあります。
ランニングは5分以内と書いていたり、6.4km/h以内と言うところもあり、明確な定義は見つかりませんでした。
強度の違い
ざっくりと言えば、心拍数への影響と言えそうです。
こちらのサイトでは、心拍数の目安でランニングとジョギングを見ています。
目標心拍数=(最大心拍数※-安静時心拍数)×目標係数(%)+安静時心拍数
※最大心拍数=220-年齢
脂肪燃焼・ダイエットに適したジョギングは目標係数に40~60%、トレーニングに適したランニングは60~80%を当てはめて計算します。
要は、自分にとってキツかったらランニングと言っていいんでしょうね。
やはり明確な定義はありません。
走行時間の違い
心拍数のことも考えれば、まあそうだろうなと言う感じ。
走る哲学者「ジョージ・シーハン」による解説
ランニングとジョギングの違いを一番うまく説明していると思ったのが、ジョージ・シーハンの言葉です。
1970年代のベストセラー作家で、『Running & Being: The Total Experience』などの著作があるジョージ・シーハンによるランニング(ランナー)とジョギング(ジョガー)の違いの定義がこちら。
“the difference between a runner and a jogger is a signature on a race application.”
訳すれば、「ランナーとジョガーの違いは、レース申込書へのサインである」ということ。
本質を突く言葉かもしれません。
要するに、自分をランナーと呼ぶかどうかは個人の好みの問題だということです。
自分はジョガーではなく、ランナーであることを証明するためのテストや基準値はありません。
マラソン大会に出るとまでは行かなくとも、日々の練習でスピードを高めたい、タイムを縮めたいと思うのであれば、ランニングをしていると言えそうです。
走ること自体を楽しもうというのは、ジョギングでしょう。
どこに目標をおいて走っているのかというのが、2つを分けるポイントと言えそうです。
まとめ:自分はランナーなのかジョガーなのか
定義を調べていく中で、自分がどっちなのか明確になりました。
走るスピードはそれほど関係なく、何に焦点を当てて走っているかを見直してみます。
走ること自体はそれなりに楽しいのですが、それよりもキツイけども少し前よりも走れるようになった、数秒早くなったことへの楽しみの方が強いです。
なので、ランニングをやっていることがメインなんだろうと納得しました。
自分はランニングをしているのか、ジョギングをしているのかはっきりとわからないと思っている方のお役に立てば幸いです。
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