ランニングを始めたばかりの人が痛める箇所の代表は「膝」です。
僕自身、ランニングを始めて半年過ぎた頃に、膝に強い痛みを感じるようになりました。
その時の経験を踏まえると、もっと早めにやるべきことがあったのに、後手を踏んだために痛みが長引いています。
自身の失敗談を元に、対処すべき方法をお伝えします。
湿布、サポーター、ストレッチでの対処療法はダメ
ランニング開始から半年した頃に、膝の内側にズキズキとした痛みが出るようになりました。
あぐらをかく時など膝に圧力をかけると特に痛みを感じました。
その時は、軽い気持ちでいました。
ネットで対処法を調べ、走る前には念入りにストレッチ、走る際にはサポーターで膝を固定、走った後は湿布でケアするようにしました。
確かにこれで一時的に痛みは治まることはありました。
ただ、完全に治ることはなかったため、念の為に近くの小さな整形外科クリニックを受診。
レントゲンで異常は見られず、医者からは「アスファルトでのランニングはあまりしない方がいい。」とアドバイスにならない助言をいただき、湿布をもらいました。
特段悪くもなってないのでいいかなと思っていましたが、気づかないうちに症状は悪化していたようです。
半月板に傷が見つかる
だましだましランニングを続けていたある日の翌朝、膝に激痛を感じました。
今までの痛みとはちょっとレベルが違うため、すぐに整形外科を受診。
前回受診したところとは別の、理学療法士が十分にいるクリニックを選びました。
やはりレントゲンでは異常が見られず、念の為ということで膝のMRI検査をしました。
結果、半月板に傷があり、それが痛みの原因になっているだろうとのこと。
よほど酷ければ手術ということもあるようですが、そこまでではないようでした。
ただし、抜本的な治療はなく、リハビリで膝周りの筋肉を鍛え、痛みが出にくい体を作ることが大切とのこと。
リハビリを行うことになりました。
病院選びはリハビリスタッフの質で選ぶべき
理学療法士の指導の元、毎週1時間ほど膝のリハビリを続けています。
2週間ほどで膝の痛みは、半減しました。
今も治療を続けていますが、痛みはかなりなくなっています。
なぜここまで早い回復ができたかを振り返ると、たまたま良い理学療法士に出会えたからでした。
膝の治療は、よほど大きい怪我ではない限り医師の診察はわずかで、ほとんどが理学療法士によるものだと思います。
僕が行った病院は町のクリニックですが、理学療法士が6人位います。
その中でもスポーツトレーナーの資格を持ち、スポーツチームのスタッフとしても活躍している理学療法士に運良く当たりました。
歩き方の癖を指摘してもらい、自分に必要な膝周りの負担が軽くなるようなトレーニングを指導してもらったことで、確実に痛みが改善しています。
走るのはしばらく休むべき
ランニングが習慣化していると、走るのを止めることって勇気が入りますよね。
ただ、長く続けるためには思い切って立ち止まることが必要です。
理学療法士からは、片足立ちでも膝の痛みがなくなったら軽めに再開OKと言われています。
今の調子ならば、遠くない未来かなと思っているので、頑張ってリハビリに取り組んでいます
まとめ:膝の痛みが出たらすぐに病院へ、病院はリハビリが充実しているところに
振り返ると、最初の軽い膝の痛みが出た時点ですぐに病院に行くべきでした。
しかも行くべきだったのは、しっかりとしたリハビリができる病院に行くべきだったと後悔しています。
正直、今通っているクリニックの医師は微妙(診察時間は数分でちゃんと見てるか疑問)なんですが、実際の治療の大半は理学療法士によるものです。
知識と経験を兼ね備えている理学療法士がいれば、治るスピードが違ってくると思います。
病院の口コミや、理学療法士が何人いるのかをチェックすることをオススメします。
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